今日の気づきは「一発で趣旨の分かる図の作成には3つの力が必要!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
荏原、「元素表」形式でポンプ技術など紹介 人材獲得に:日本経済新聞
本記事を要約すると、荏原製作所はHP上で保有技術を元素の周期表に見立てて可視化し、取引先との連携に活かす、と報じています。
同社の主要3事業(ポンプなどを手がける風水力事業、半導体関連の精密・電子事業、ごみ焼却プラントなどの環境プラント事業)の主要な技術をまとめ、元素表の下段には事業横断で共通する技術について記載しています。
(出典:荏原グループ技術元素表)
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本記事を読んで私は、この周期表による可視化アイデアは技術と事業を一目で俯瞰できる図として大変見やすいと思いました。
私も今後はITコンサルとして、こういう見やすい図を一発で作れるようになりたいと思わされました。
それには以下3つの力が必要だと気づきました。
①発想力
今まで組織図などはありましたが、技術の俯瞰図という概念は斬新なので、必要と感じます。
②ストーリーテリング
同社の強みの1つである化学になぞらえ、作成者は周期表というモデルを選んだ気がするので、ちゃんとしたストーリーに則り、見た者をなるほど、と納得させる力も必要と感じます。
③整理能力
上記2つの能力よりは優先度が低いかもしれませんが、技術を整理し、縦に事業、横串で横断技術という風に見やすくレイアウトする力も必要と感じます。
やはり一発で趣旨の分かる図、見た者を納得させる図は経営者としても、プロダクトマネージャーとしても、ITコンサルとしても必要不可欠なスキルですので、日頃から上記3つの力を意識してトレーニングを積んでいきたいと思いました。
こういったスキルはまだAIには無いスキルとも思います。
以上、今日の気づきは「一発で趣旨の分かる図の作成には3つの力が必要!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!