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今日の気づきは「AIを活用する力は大事!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
サントリー、500種の酒「うつろう需要」 データで先見:日本経済新聞
本記事を要約すると、サントリーホールディングスは年6200万ケース分の出荷データ、広告額、祝日日数、季節指数などをAIで分析し、商品別需要予測で従来の2倍の精度を実現した、と報じています。
主力商品で予測と実績の差は5%以下と、人の2倍超の精度を出せる一方、限定品の予測が今後の課題で、人とAIの「協働モデル」で対応していくそうです。
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本記事を読んで私は、人の気分次第なところもあり予測困難な嗜好品の需要予測をAIが人の2倍超の精度でできることに驚きました。
AIは過去のデータの延長線上であり、市場の需要予測では人を超えられないと思い込んでいたからです。
本記事を読んで、2022年9月13日の気づきで「セブンイレブンが、ネット注文から30分以内に届ける新たな配送網を構築中だ」と書いたことを思い出しました。
そして、ルート最適化をAIでするのも大事ですが、その前段階、上流工程で配送物をAIの需要予測で減らす方が効果的だと気づきました。
そういった意味で、本技術によってあらゆる商品の需要予測精度が高まるのは、非常に生産性向上への寄与度が高いと言えます。
さらに今後進歩すれば、今まで不可能とされてきた株価予測までできるようになるかもしれません。
とは言え、限定品やイベント、災害(コロナ含む)などデータで読み切れない事象についてはやはり人による補正も必要です。
よって、今後はいかに人がAIデータを活用できるかが大事だと気づきました。
以上、今日の気づきは「AIを活用する力は大事!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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