体験

【体験①】ハッカソンは交流することが大事!

今日の気づきは「ハッカソンは交流することが大事!」です。

今日は以下のイベントに参加しての気づきです。
【CDLE主催】VR/XR プチハッカソン&プロダクト体験会
日時:2022年10月29日(土)9:00~18:00
場所:D-Park(東京・丸の内にある、最近完成したデロイトのシェアオフィス)

用語説明

まず、VR、XR、CDLE、ハッカソンの説明から(不要な方は読み飛ばしてください)。

VR(Virtual Reality; 仮想現実)は、コンピューター上の仮想的な世界を、まるで現実のように体験できる技術のことです。

XRは、Cross Reality(クロスリアリティ)またはExtended Reality (エクステンデッドリアリティ) の略で、現実世界と仮想世界を融合し、現実にはないものを知覚できる技術の総称です(よって、VR、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、SR(代替現実)などを含みます)。

また、今回のイベントを主催した「CDLE(Community of Deep Learning Evangelists)」は、「JDLA(Japan Deep Learning Association; 一般社団法人日本ディープラーニング協会)」の実施する、G検定・E資格の合格者のみが参加できる、5万人を超える日本最大のAIコミュニティです。

最後に、ハッカソンとは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語で、エンジニアやデザイナーなどでアプリケーションやサービスを開発し、その成果を競い合うイベントのことです。

VR/XR プチハッカソンでの体験内容

私はG検定(Deep Learning for General)を18年11月(社会人1年目)の時に取得していて、以来CDLE会員でした(会費は無料です)。

そして先週、CDLEのslackでたまたまこのイベントを知り、書籍「起業の科学」で「ハッカソン」の魅力を強く感じていたこと、今までの気づき(8月9日の気づきなど)で度々VRを取り上げていて自分でも開発してみたいと思っていたことから、即参加を決めました。

朝9時から参加する開発参加組は私含め4名で、15時からの体験参加組が11名でした。

開発組は2名2チームに分かれ、VRに詳しい主催側の2名が、1名ずつチューターとして付いてくれました。

私の相方は40代後半の優しそうな男性で、チューターの方もとても気さくで面白い方で、私たちはすぐに仲良くなれました。

UnityというVR開発用のゲームエンジンや、MRTK(Mixed Reality Tool Kit)というツールをダウンロードし、セットアップするのに午前中は丸々潰れました。

ダウンロードの待ち時間に、今回のテーマからどんなアプリを作るかを話し合いました。

テーマは漢字一文字で「遠」です。

まず私が、VR上にどこでもドアを作り、開けると遠方に行けるアプリを思い付きましたが、時間的に難しいよね、となりました。

そしてしばらく2人で考え、相方が遠くの物を打ち落とす射的ゲームは?と言い、それならテーマに沿ってるし、15時に間に合いそうだ!ということで、やっと決まりました。

そして先にダウンロードの終わった私のPC上で開発し、チューターの方に分からない所を教わりながら、何とか射的ゲームが14時頃にPC上で動くようになり、完成しました(開発時間は実質30分ほどでした)。

横で相方はプレゼン資料を作成してくれていて、それを見ながら私は、あることに気づきました。

それは、打ち落とす対象のオブジェクトがたまたま正二十面体だったので、六角形のCDLEのロゴマークに見えるということ!

早速私がこれをプレゼンのネタにしよう!と提案すると、相方もそれは面白い!となってプレゼン資料へ盛り込むことになりました。

(プレゼンスライドより)

そしてプレゼンまでにPC上だけでなく、実機のMeta Quest2(VR端末)でも動かそうと何度も試みましたが、上手くいかず、ビルドの設定値がおかしいのか、変なコードが入り込んで重すぎるのか、5回に1回しか動作しない(初期画面で停止し、打ち落とすオブジェクトが出現しない)気まぐれゲームが完成しました(笑)

しかしながら、16時のプレゼンでは、ロゴのネタも受け、PC上では射的ゲームを披露でき、1日で初心者だけでここまでできたの!?と皆の驚いた顔が見られたので、本当に嬉しかったし、楽しかったです。

懇親会、2次会もあり、皆さんとてもコミュ力の高い気さくで技術に詳しい方々ばかりだったので、本当に楽しく色々なことを学べた1日となりました。

またハッカソンを開催するかも、とのことなので、また行きたいです!

気づき

このプチハッカソンから気づいたのは、「ハッカソンは交流することが大事」ということです。

まず、他社の方と交流する機会は大きく3つに分かれると思います。

1つ目は、完全に仕事上の関係で、そういう時はたいていステークホルダー(利害関係者)同士なため、素の自分を出すと失注に繋がりかねず、優劣関係もあることから、仲良くなりづらく、また学びにも繋がりにくいです。

2つ目は、趣味などで遊ぶだけの関係です。

フットサルやボドゲなど、共通の趣味の人同士で集まるコミュニティでは、ただ遊ぶだけで終わってしまうため、仲良くなりやすいとは思いますが、学びには繋がりにくいと思います。

そして3つ目は、今回のようなリスキリングを目的とした関係です。

ここで気を付けたいのが、リスキリングを目的とした場でも、交流の多寡によって学びの量と質が大きく違ってくるということです。

まず交流の少ない例としては、勉強会やハンズオン体験会などがあり、用意されたコンテンツでの学びはありますが、それ以上の学びは得られない可能性が高いです。

他方で、今回のようなハッカソン、アイデアソン、ビジネスコンテストなど競い合う場では共同作業や教え合う中で必ず仲が深まり、実際に成果物として発表するため、スキルの身に付き方が段違いだと気づきました。

そしてここで積極的に交流するのとしないのとでは、学びの量と質は雲泥の差になると思います。

なぜなら、こういったイベントに参加される方々は、たいてい高スキルで広い視野を持っており、学習意欲に富み、コミュ力と協調性高めの方々が多いので、そんな方々の思考過程やプレゼンスキル、仕事の進め方の良い所を盗めるのは本当に貴重な機会だからです。

実際に今回は、周りの方々が本当に頭が切れる方々ばかりで感動しっぱなしでした。

例えば、IT業界の時流に対する考察1つ取っても、廃れる技術の特徴は過去の事例がこうで今がこうだからこの先こうなるだろうとか、今はこんな技術も無料でできるよという知識面とか、外資系企業のバジェット(予算)に対する考え方の違いとか、今後こんな企画しましょうよという企画力とコミュ力とか、色々と参考になりました。

世の中にはこんな凄い方が沢山いるのかと思いましたし、私なりのバリューはどこで出せば良いんだろうと考えさせられました。

1つ思ったのが、ロボコン5年やってましたと、たまたま話の流れでポロっと話すと意外と食いつかれたので、その経験って私なりのバリューの1つになりそうかなということです。

積極的に交流しに行かなければこんな気づきを得られませんでしたし、今後もハッカソンなどの機会があれば積極的に交流し、自分のスキルを見直したり、スキルアップしたいと思いました。

楽しみながら学ぶのは、本当に素晴らしいことだなと思いました。

以上、今日の気づきは「ハッカソンは交流することが大事!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
(昨日の気づきは漏れてしまいましたが、今日の気づきが実体験からの濃い気づきなので、2日分の気づきということにしておきます)

ABOUT ME
まさひろ
20代会社員のまさひろです。 相手から必要とされるビジネスマン目指し、 毎日気づいたことを書き綴っていきます

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