今日の気づきは「小さなミスも報告しやすい心理的安全性は重要!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
スバルの大量リコール、安価な部品で材料選定ミス:日本経済新聞
本記事を要約すると、SUBARUが7月21日に国土交通省に届け出たリコール台数は、国内だけで24万7383台(2021年生産台数74万5000台程度の約3分の1相当)で、1つの安価な部品に足をすくわれた、と報じています。
本記事では今回の大量リコールの要因を2つ挙げています。
①安価な部品の材料選定ミス
1つ目が直接原因である、ブレーキのハーネスコネクターという安価な部品の材料選定ミスです。
何を選定したか公表されていませんが、専門家の話を基に本記事では「選定した材料、もしくは耐性強化に用いた添加剤のいずれかの特性のばらつき」が原因と推測しています。
②リコールの見極めの遅れ
今回の件はクレームが188件も出たそうですが、品質保証の専門家は「リコールの見極めは、クレームが10件未満で行うのが理想。3桁では多過ぎる」と指摘。
リコール対象車種の製造期間は14年5月13日~18年8月20日の約4年3カ月に及び、リコールの決断が遅すぎて、今回の大量リコールに繋がりました。
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本記事を読み、小さなミスが命取りになってしまう恐ろしさを感じました。
何より、リコールの決断をもっと早く下していれば、被害はもっと小さく済んだはずなので、サンクコストは怖いと気づきました。
もしかすると、SUBARUの心理的安全性が低く、ミスを上司へエスカレーションするのが怖かった可能性もあると気づきました。
勝手なイメージですが、今回のような安価な部品の小さなミスで大量リコールに繋がってしまうことは、少数もしくは1人が戦犯である可能性も高く、もっと大人数で大規模な失敗をした時よりも、上司へ報告するのが怖さを増す気がします。
私も普段の仕事で、細部のミスも命取りになると肝に銘じ、ミスが発覚したら早めに正直に打ち明けやすいチーム作りを心がけていきたいと思いました。
以上、今日の気づきは「小さなミスも報告しやすい心理的安全性は重要!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!