今日の気づきは「日本のインフラが危ない!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
国内インフラ、877カ所に穴 サイバー攻撃で水害リスク:日本経済新聞
本記事を要約すると、国内の水道や電力などのインフラのうち、少なくとも877カ所がサイバー攻撃に脆弱であると日経調査で判明した、と報じています。
脆弱というのは、例えば地下排水ポンプのシステムへ侵入すれば、ポンプを止めて冠水を起こしたり、ポンプをむりやり動かして故障させたりできるということです。
私はこんなに多くのシステムが脆弱であることに驚きました。
今年9月6日には「キルネット」というハッカー集団が日本政府に犯行声明を出し、東京メトロへDos攻撃(denial-of-service attack; サーバに大量の負荷をかけてダウンさせる攻撃)をしかけ、サーバをダウンさせたばかりです。
記事で高市早苗経済安全保障相は「経営者にサイバーセキュリティー対策にかかる費用や時間を『やむを得ないコスト』と考えるのではなく、『市場で高い評価を受けるための投資』と考えてもらう啓発活動が必要だ」とコメントしました。
私も本当にその通りだと強く感じました。
やはり、全てのシステムを調査した訳ではないことから、今回の調査で判明した脆弱なインフラは氷山の一角に過ぎないと思いますし、啓発活動が必要です。
彼らには、こうした脆弱性はイタチごっこで対策に終わりがないこと、外部ネットワークを利用すれば1つの穴からも攻撃が拡大していけること、近年急速にサイバー攻撃が増加していることの3つを伝え、きちんと対策してもらう必要があると気づきました。
私も2要素認証をはじめ、セキュリティに気を付けたシステム開発と運用を今後も心がけたいと改めて思いました。
以上、今日の気づきは「日本のインフラが危ない!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
(画像はANNニュースより)