今日の気づきは「ゲーム機のノウハウは他デバイスと共通部分も多い!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
Switch独占崩すか 黒船「Steam Deck」開発者に聞く:日本経済新聞
本記事を要約すると、米バルブの携帯型ゲーム機「Steam Deck(スチームデッキ)」がついに日本に上陸する、と報じています。
私はゲームへの興味が薄い人間なのですが、本記事を読んで、ゲーム機のノウハウは他のデバイスへ昇華できるのでは、と気づきました。
そう考えたのは「Steam Deck」の人気ぶりからです。
22年8月時点の月間アクティブユーザー数は1億3000万人を超え、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のネットワークサービス「プレイステーションネットワーク(PSN)」(22年6月末時点で1億200万)を超えているそうです。
ここで、PC据え置き型ゲーム機と比較した理由は、「Steam Deck」は普通の携帯ゲーム機ではなく、PCゲームを据え置き型ゲーム機並みの性能で体験できるからです。
「ライバルはニンテンドースイッチではなく、あくまでPCだ」(Steam Deckの開発に携わったデザイナーのローレンス・ヤン氏)とのことです。
据え置き型ゲーム機と同じメインプロセッサーを使用したことにともない、発熱を抑える設計でコントローラー部もなるべく熱くならないように工夫したそうです。
また、熱対策に並んで、「多くの時間を割いた」のが、操作性の部分で、コントローラー部の形状やサイズ、ボタンの配置や形状、サイズなどの検討に時間をかけました。
特に握り具合は実際に握って試す必要があるので、多数のモックアップを作製し、多くの人に試してもらい、その感想を基に改良を重ねたそうで、これは以前読んだ「UXリサーチ」や「起業の科学」、「joy inc」に共通してユーザーの声に耳を傾けたからこその人気の秘密だと気づきました。
また、Steam Deckの重さは約669グラムと、携帯ゲーム機としては重くなりましたが、「多くの人にフィットし、かつ重さを感じにくい形状にしたことで、実物を持つと思ったよりも軽く感じる」(ヤン氏)と言います。
重さを感じにくい形状というのは、携帯ゲーム機に限らず、例えば従来のスマホに生かせるかもしれません。
例えば8月19日の気づきでは光るスマホを紹介しましたが、従来のスマホの形状を変えて軽く感じるようにするのも面白いと気づきました。
このように、ゲーム機のノウハウは他のデバイスや道具などへ生かせると気づきました。
以上、今日の気づきは「ゲーム機のノウハウは他デバイスと共通部分も多い!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!