今日の気づきは「コスパよりタイパが重視される時代!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
ヒット曲「サビまで待てない」 倍速消費、企業も走る:日本経済新聞
本記事を要約すると、コンテンツの早見やスキップ、家事や買い物の時短と日本はかつてない高速化社会に突き進んでいる、と報じています。
本記事を読んで驚いたのは、この10年で日本のヒット曲の導入部分(イントロ)平均時間が17秒から6秒に縮まっていたということです。
極端な例では、イントロが0秒という曲まであり、YouTubeやネットフリックスなどで時間の奪い合いとされる現代は、歌い出しやサビまで時間がかかる曲が待ち切れずにスキップされるからと考察されています。
コンテンツは「楽しむ」時代から「消費」の時代へ、タイムパフォーマンス、略して「タイパ」を重視する時代になってきています。
コンテンツビジネスのそうした波は、普段利用する他のビジネスにも来ており、その変化へ対応しなければ生き残れなくなってきています。
4つの例が紹介されていました。
①セブン―イレブン・ジャパン
ネット注文から30分以内に届ける新たな配送網の構築を急いでいる
②キッコーマン
調味料の計量や洗い物の必要がない簡便調味料を年々増やしている
③日清食品
必要とされる33種類の栄養素をすべて含むカップ麺など短時間で食事を終えられる「完全メシ」として攻勢をかける
④花王
適量の洗剤を自動投入する洗濯機専用柔軟剤を今月売り出す
1は買い物、2・3は料理、4は洗濯と、日常の家事もタイパ重視となっていることが分かります。
今後ビジネスを考えるなら、この時代の流れに乗ってタイパ路線で行くのか、あえて倍速消費が満足度を本当に高めるかを問題提起し、逆張りとしてゆっくり路線でいくか、検討材料の1つとなることは間違いない、と気づきました。
今後この「気づき」では結論ファースト、短めの文量で中身の濃さを目指していければと思います。
以上、今日の気づきは「コスパよりタイパが重視される時代!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!