新聞記事

【楽天モバイル】野心は身を滅ぼす

今日の気づきは「野心は身を滅ぼす」です。

今日は以下の記事からの気づきです。
楽天モバイル、視界不良の「プラチナバンド」再分配:日本経済新聞

本記事を要約すると、楽天モバイルが既存3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)に対し、「プラチナバンド」(電波が届きやすい周波数帯)の割譲要求が強引で双方の対立が激しくなっている、と報じています。

まず「プラチナバンド」とは、700〜900MHzの周波数帯の電波のことだそうです。

山や建物などの障害物を回り込んで到達する特性、送信情報量の多さ、アンテナへの実装の容易さなどの特徴から、携帯電話などの通信に適しています。

2011年の地上デジタルテレビ放送への移行によって空きが生じた際、総務省により携帯電話事業者に割り当てられました。

現在は多くの事業者に割り当て済みで空き領域が非常に少なく、希少価値が高いという意味も込められて「プラチナバンド」という名称になったそうです(Wikipediaより)

今回の楽天モバイルの割譲要求案は、3社から「5MHz幅☓2」ずつ、計30MHzを割譲する案だそうです。


(図は日経クロステックより)

そして楽天モバイルは移行期間を1年にしろ、移行費用は3社が負担しろ、と要求しています。

一方、既存3社は、10年は必要で、新規事業者のために対応するのだから、新規事業者が負担すべき、と主張しており、議論は平行線になっています。

私がこの記事を読んだ印象としては楽天モバイルの要求が自分勝手だと感じました。

もしかすると、この報道を見たユーザーが楽天モバイルから離れていく可能性もあると思います。

移行に伴って、9割超の基地局において3%超のユーザーが通信利用不可になる可能性や、約20%、約1242万人の利用者の音声通話不良の可能性も指摘されています。

まずは、移行による社会的損失と設備投資費を上回る社会的メリットを示す必要があるのではないかと気づきました。

企業は社会の人々に役立ってこそ存続していくものです。

目先の利益に囚われず、ブランド価値や、社会的責務をどう果たすかを見すえた行動が、楽天モバイル社長の矢澤氏には必要と思いました。

私自身も普段の発言や行動を気を付けようと改めて気づかされました。

以上、今日の気づきは「野心は身を滅ぼす」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
(アイキャッチ画像は楽天モバイルHPより)

ABOUT ME
まさひろ
20代会社員のまさひろです。 相手から必要とされるビジネスマン目指し、 毎日気づいたことを書き綴っていきます

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