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今日の気づきは「地方は未だに交通系ICカードは普及していない」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
LINEが交通アプリに 青森で実証実験、シニアに効果:日本経済新聞
本記事を要約すると、LINEとMaaS Tech Japan(マーステックジャパン、東京・千代田)は21年10月の1カ月間、青森県弘前市で、LINE上でデジタルチケットを発行する実証実験を行った、と報じています。
本記事を読んで驚いたのは、表題の通り、地方では交通系ICが普及しておらず、定期券なども紙面での発行だということです。
よって利用者の乗降データを取れず、実際にどの程度使われているかも、運転手の記憶や事後アンケートなどに頼るしかない状態でした。
そこでLINEとマーステックジャパンは今回、シニア向けの「お出かけシニアパス」をLINEのデジタルチケット化する実証実験を行ったそうです。
結果、LINEのデジタルチケットはシニアでも71%が「分かりやすい」と評価し、「高齢者のデジタルの壁」を突破する手段として、LINEが有効と示されました。
また利用データから、雨天時に公共交通機関の利用が増えるかと思いきや、高齢者はマストの予定が少ないためか、「天気が悪ければ、そもそも移動しない」という実態が見えたり、高齢者は「遅く動き出して早く帰る」ことも分かりました。
地方ではDXのチャンスがまだまだたくさんあるんじゃないかと気づきました。
以上、今日の気づきは「地方は未だに交通系ICカードは普及していない」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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