今日の気づきは「アフリカ成長の条件は教育拡充」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
「最後の市場」アフリカ、成長の条件を探る:日本経済新聞
本記事を要約すると、都市人口ランキングの2075年予測をトロント大学が発表し、トップ20の中にアフリカの7都市が入り、1位はコンゴ民主共和国のキンシャサ(5840万人)だ、と報じています。
目次
●アフリカの人口推移予測
●アフリカ成長の条件
●最後に
アフリカの人口推移予測
2075年、世界の都市人口ランキングは以下の通りです。
順位 | 都市名 | 国名 | 人口(万人) |
---|---|---|---|
1 | キンシャサ | コンゴ共和国 | 5840 |
2 | ムンバイ | インド | 5790 |
3 | ラゴス | ナイジェリア | 5720 |
: | : | : | : |
8 | ダルエスサラーム | タンザニア | 3750 |
9 | カイロ | エジプト | 3300 |
: | : | : | : |
12 | ハルツーム | スーダン | 3070 |
13 | 東京 | 日本 | 2890 |
14 | ナイロビ | ケニア | 2840 |
15 | ニューヨーク | 米国 | 2790 |
: | : | : | : |
19 | アディスアベバ | エチオピア | 2370 |
トップ20にアフリカの7都市が入っています。
また国連の予測では、2075年にアフリカ大陸全体の人口は現在の2.4倍の33億6200万人に達するそうです。
アフリカ成長の条件
アフリカが今後成長する条件は「教育拡充」だと述べられています。
日本をはじめ先進国の高成長を支えたのは生産年齢人口(15~64歳)の爆発的な増加です。
アフリカは中央年齢が19歳(日本は49歳、英国は40歳)であり、一見、年齢的な条件を満たしているかのように見えます。
しかしサブサハラ(サハラ砂漠以南)では人口の4割が1日1.9ドル以下で暮らす貧困層であり、特に南アフリカには通学・就業せず職業訓練も受けていないニートが15~24歳で380万人(世代の37%)います。
よって、まだまだ人口増のペースに教育と雇用が追いついている状況とは言えません。
よって教育拡充が、アフリカ成長の条件と言えそうです。
最後に
アフリカの人口爆発はそのまま経済成長には繋がらず、そのペースに合わせた教育拡充が必須と知って驚きました。
今後30~50年で世界の中心となるかもしれないアフリカの変化に今後柔軟に対応できるよう、世界中の教育関連事業に、特に注目していこうと気づかされました。
あと、中央年齢19歳というのにも驚きました。
女性が若くして妊娠させられて母親になるという社会問題をよく耳にしますが、かなり実感が湧きました。
以上、今日の気づきは「アフリカ成長の条件は教育拡充」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!