今日の気づきは「光るスマホが本日発売!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
光るスマホを日本投入 英ナッシング、背面にLED900個:日本経済新聞
本記事を要約すると、英国の新興メーカー、ナッシングが本日光るスマホを発売開始する、と報じています。
光るスマホの特徴
機種名は「Nothing Phone(1)」、価格は8+128GBの物は63,800円、12+256GBの物は79,800円となり、所謂中価格帯です。
背面が透明で非常にインパクトがあり、974個のLEDで光り、スペックも様々なレビューサイトで、この価格にしては良いという評判です。
基本ソフト(OS)には米グーグルの「アンドロイド」を基にナッシングが独自開発した「ナッシングOS」を搭載しています。
色は白と黒の2種類だそうです。
(図はニュースサイトより)
開発の経緯
7月のメディア向け説明会でカール・ペイCEOは「最近のスマホは表面しか使われていない。デッドスペース(背面)でどうやって面白くできるかを考えた」と話しました。
彼はソニーからインスピレーションを受けたそうで、Nothing Technologyが目指すのはソニーのように「Nothingのロゴを見なくても(Nothingのものだと)わかる」プロダクトとだそうです。
また任天堂についても「スペックや3D性能などだけでなく、任天堂は“楽しさ”や“経験”、“人間同士のやり取り”を追求している」と続けた同氏は、「我々も、優れたスペックを持っているだけでなく、楽しさや面白さ、人の温かみを感じられるプロダクトを提供したい」と語ったそうです。
(図はケータイwatchというサイトより)
最後に
私個人的に、スマホ市場はスペックで勝負する時代が終わりを迎え、大抵のスマホで大体の作業は事足りる時代だと感じています。
そんな中、カール・ペイCEOが目を付けたのは背面を光らせるという発想で、ソニーや任天堂について研究し、カッコイイ、Nothingのものだとすぐわかる、感動を届けられるデザインを実現しました。
デザインだけでなく価格もスペックの割に安いそうで、アイデアの質やオリジナリティ、発売タイミングは非常に良いと気づきました。
私も成熟してきた市場でもこういうプロダクトならニーズがあるのではないか、と分かるように、そういった目を養っていきたいと思いました。
以上、今日の気づきは「光るスマホが本日発売!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
(アイキャッチ画像はPR TIMESより)