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今日の気づきは「メタバースとデジタルツインとコモングラウンドは似てるけど違う」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
「メタの先」現実・仮想が融合 人間とロボに共通認識:日本経済新聞
本記事を要約すると、コモングラウンドという新技術を2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)で実現することを目指している、と報じています。
コモングラウンドとは
コモングラウンドとは、現実世界の物体を仮想空間で再現して、仮想空間で先にロボットや車などを動かしてから、その動きを現実世界でも再現する技術のことです。
壁や天井に設置されたセンサーで実現するため、センサーのない安価なロボットや車も活用可能となります。
21年には大阪商工会議所、日立、竹中工務店などが大阪市内に「コモングラウンド・リビングラボ」と呼ぶ実験場を開設し、⼤阪・関⻄万博での実現を目指しています。
メタバースとデジタルツインとコモングラウンドの違い
メタバースとデジタルツインとコモングラウンドの特徴を以下にまとめました。
技術 | 特徴 |
---|---|
メタバース | 現実世界であり得ない世界を仮想空間に作り、その中でアバター同士でコミュニケーションを取り合う |
デジタルツイン | 現実世界を仮想空間に再現して、シミュレーションする |
コモングラウンド | 仮想空間でシミュレーションした結果を現実世界へリアルタイムで反映し、現実世界で起こったこともリアルタイムで仮想空間に反映させる |
最後に
「コモングラウンド」という言葉を初めて知り、最初はデジタルツインとどう違うのかイマイチ分かりませんでした。
しかし、メタバースは「コミュニケーション空間」、デジタルツインは「シミュレーション空間」、コモングラウンドは「相互共有空間」と一言で表せるのかな、と気づきました。
メタバースの次の技術として今後普及していき、10数年後のスマートシティに欠かせない技術となりそうです。
以上、今日の気づきは「メタバースとデジタルツインとコモングラウンドは似てるけど違う」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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