今日の気づきは「ソースコードはAIが書く時代」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
GitHubのCEO、ソフト開発 AIと人の二人三脚で:日本経済新聞
本記事を要約すると、米ギットハブが6月下旬に提供開始した開発支援サービス「コパイロット(Copilot)」はAIがコードを自動補完してくれる、と報じています。
目次
●コパイロット(Copilot)とは
●Copilotの効果
●最後に
コパイロット(Copilot)とは
「コパイロット(Copilot)」は、プログラマーが書いたプログラムの文脈やコーディング規約に沿ったコードの候補をAIが推測して提案してくれるサービスです。
利用料は月額10ドルまたは年額100ドルで、学生や、一部の人気のあるオープンソースプロジェクトのメンテナーは無料利用可能だそうです。
米ギットハブのトーマス・ドムケCEOは「Copilotによって開発者はより創造的な仕事に集中できる」と話します。
Copilotの効果
ギットハブによると、テクニカルプレビューに参加した開発者は、Copilotの提案するコードの26%を承認したそうです。
また、コードファイルの内容のうち平均27%以上がCopilotによって生成されており、Pythonなどの特定の言語ではこの割合が約40%に達したとの報告もあります(日経クロステックより)。
ただし、提案されるコードが常に動作するとは限らず、意味のないコードの可能性もあるそうです。
最後に
プログラムの40%がAIによる自動生成で補完されたという結果には驚きました。
このまま進めば、50%、60%、とその比率は高まっていき、今後、コーダーは全てAIという時代になっていくでしょう。
そしてAIが自分より優れたAIを生み出すシンギュラリティ(技術的特異点)は2045年に来ると言われていますが、今後は人間が思いつかないプログラミングをAIが生み出す時代、つまり設計フェーズもAIが代替する時代へ突入していくと思われます。
AIに代替されない、人間としての創造力の余地はどこに残されていくのかをより一層考え、創造力、人間力、リーダーシップなど代替不可能なスキルを集中して高めていく必要があると気づきました。
以上、今日の気づきは「ソースコードはAIが書く時代」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!