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今日の気づきは「液体空気や重力で蓄電できる!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
空気や重力で安く再エネ蓄電、住重出資新興など実用化へ:日本経済新聞
本記事を要約すると、圧縮空気や重力で余剰電力を蓄電し、不足時に備えられる次世代技術が実用化に近づいている、と報じています。
目次
●液体空気や重力で蓄電する仕組み
●メリットは低コスト・高容量
●最後に
液体空気や重力で蓄電する仕組み
それぞれ、以下の仕組みで蓄電・放電するそうです。
技術 | 仕組み |
---|---|
蓄電池 | 化学反応で蓄電・放電 |
液体空気 | 余剰電力で空気を圧縮・冷却して液化貯蔵。 発電時は膨張させてタービンを回す。 |
重力 | 余剰電力でブロックを持ち上げておく。 必要な時に落下エネルギーで発電。 |
フライ ホイール |
真空中の超電導磁石で浮いたフライホイールを回転させておく。 回転運動で発電。 |
メリットは低コスト・高容量
液体空気と重力蓄電はリチウムイオン電池より6割、5割も安くなるという試算もあり、低コストがメリットのようです。
また、30万キロワット時(日本の70世帯が1年間に使う電力)という高容量な蓄電施設も建設可能とのことで、期待が高まります。
さらに液体空気にすると、体積は気体の300分の1になるため、用地が限られる都市部でも使いやすいというメリットもあるそうです。
最後に
脱炭素に向け、日本は2050年にカーボンニュートラル達成、30年に温室効果ガスを13年度比46%削減する目標を掲げています(経産省)。
よって、天候や自然条件に左右される再生可能エネルギー発電(太陽光、風力、地熱など)もこれらの蓄電技術により安定供給可能になりそうで、しかも低コストというのは良いニュースと感じました。
以上、今日の気づきは「液体空気や重力で蓄電できる!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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