今日の気づきは「地方自治もDXの時代!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
地方自治をDX、オンラインで住民議論 リアルと両輪:日本経済新聞
本記事を要約すると、住民参加型合意形成プラットフォーム「デシディム」の活用が広がっている、と報じています。
目次
●参加型合意形成プラットフォーム「デシディム」とは
●メリット
●最後に
参加型合意形成プラットフォーム「デシディム」とは
「デシディム」とは、オンラインで住民の意見を集め、議論を集約し、政策に結びつけていくプラットフォームです。
2016年にスペイン・バルセロナで生まれ、現在世界300以上の組織で使われているとされています。
国内では「一般社団法人コード・フォー・ジャパン」が中心となって日本語化し、兵庫県加古川市を皮切りに、岩手県釜石市、神奈川県横浜市など、相次いで導入されています。
メリット
以下の3つあると考えられます。
①若年層の政治参加促進
従来の住民参画手法である対話集会や議会傍聴などの多くは平日開催で、参加は高齢者に偏りがちになるため、地域の将来を担う若い世代の声を十分に聞き入れられませんでした。
加古川市ではスマートシティ構想策定時のデシディム登録者の4割を10代が占め、若年層の政治参加につながりました。
②双方向のコミュニケーション
従来の意見公募は、一方通行のやりとりになりやすいですが、デシディムなら頻繁に多くの人と対話できる利点もあります。
加古川市は「市民の意見を反映しやすい。対面式と併せて議論を深掘りできる」とのことです。
③住民の当事者意識向上
私個人的には、ただ選挙で1票を投じるよりも、住民同士、生の意見が見られたり、それに対する議員からのコメントがあったりすれば、住民の無力感軽減、当事者意識向上に寄与すると感じました。
最後に
デシディムというプラットフォームを初めて知りましたが、良い取り組みだと感じました。
今後さらに活用が広がり、より幅広い世代の住民の意見が反映されやすく、住民の政治関心も高まると良いなと感じました。
以上、今日の気づきは「地方自治もDXの時代!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!