新聞記事

入国制限はメリットよりデメリットが大きい

今日の気づきは「入国制限はメリットよりデメリットが大きい」です。

今日は以下の記事からの気づきです。
コロナ新規感染、日本がG7最多 厳格水際に海外から批判:日本経済新聞

本記事を要約すると、日本の新規感染者数が主要7カ国(G7)の中で最多となった、と報じています。

日本の新規感染者数

日本の新規感染者数(7日移動平均)は26日時点で約17万6000人でした。

直近1カ月で10倍以上に膨らみ、主要7カ国(G7)の中で最多となりました。

各国の水際対策状況

各国の水際対策状況は下表に示した通りで、日本だけ主要国の中で突出して厳しい制限を設けています。

国名 水際対策状況
入国者数の上限は1日当たり2万人のみ
水際対策を一切なくしワクチン接種や事前検査なしでも入国可能
入国規制を全面撤廃
入国前の陰性証明の提示は不要

日本への批判

往来需要を抑える日本では、6月の訪日客数がコロナ前の2019年6月と比べ95.8%減の12万400人に留まりました。

よって、海外からの感染流入を防ぐ狙いの措置と、既に国内で感染がまん延する状況との間には、大きな乖離が生じています。

世界の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務総長は「日本政府に対し、国境の開放と復興に向けてより大胆な手段をとることを求める」と名指しで批判しました。

最後に

東大の仲田らの研究によると、水際対策のメリットは「新たな変異株の流入を遅らせること」です。

よって、感染者数が増えて第7波が既に起きている現時点では水際対策の感染抑制効果は低いと考えられます。

特に円安というインバウンド需要を取り込む好機での水際対策はメリットよりデメリットが大きいと気づきました。

以上、今日の気づきは「入国制限はメリットよりデメリットが大きい」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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まさひろ
20代会社員のまさひろです。 相手から必要とされるビジネスマン目指し、 毎日気づいたことを書き綴っていきます

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