新聞記事

ペロブスカイト型太陽電池の時代到来

今日の気づきは「ペロブスカイト型太陽電池の時代が来る」です。

今日は以下の記事からの気づきです。
曲がる太陽電池、世界初の量産、日本開発も中国新興先行:日本経済新聞

本記事を要約すると、中国の大正微納科技が8000万元(約16億円)を投資してペロブスカイト太陽電池の量産を始めたと報じています。

ペロブスカイト太陽電池とは

ペロブスカイトはロシアのウラル山脈で発見された鉱物だそうです。

この鉱物の結晶構造をペロブスカイト構造と呼び、一般的な化学物質で合成することが可能です。

(画像はwikipediaより)

このペロブスカイト構造の素材を半導体として利用したのが、ペロブスカイト太陽電池です。

2009年に桐蔭横浜大学の宮坂力教授が発見されました( J. Am. Chem. Soc., 2009, 131, 6050 )。

ペロブスカイト太陽電池のメリット

現在、太陽電池で主流となっているのはシリコン太陽電池で、約95%のシェアがあるとされています。

しかしシリコン太陽電池は重く、設置場所に制限があり、日当たりの良いビルの側面や耐荷重の小さい屋根に設置することはできません。

ペロブスカイト太陽電池は、次のメリットから、シリコン太陽電池に代わる次世代太陽電池として注目されています。

・シリコン太陽電池より安価
・レアメタルを必要としない
・軽く柔らかい形状でシート状に印刷可能

市場規模予測

インドの調査会社アステュート・アナリティカは、ペロブスカイト型の世界市場は22年から年平均29%前後で成長し、27年には20億ドル(約2700億円)以上になると予測しています。

また2021年10月には、環境省も以下のように宣言しています。
2030年度の電源構成として再エネ導入目標を36~38%(2019年度:18%)、そのうち太陽光は14~16%(2019年度:6.7%)とする

よって今後、ペロブスカイト太陽電池の市場規模はどんどん膨れ上がっていくと思います。

最後に

化学を学生時代に専攻していましたが、当時は「立方体の中に正八面体が入ってる!ペロブスカイト構造って美しい!」と感じていただけでした。

ですが、今や太陽電池として40億円かけて量産されるまでに至り、「お前も成長したなぁ」と感じました(←お前育てたんちゃうやろ)。

軽くてどこにでも塗布できるということは、今後はビルの壁面のみならず、人工衛星や火星の住居にも応用できるということです。

イーロン・マスク氏が出資するかもしれませんね!

以上です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

参考文献:ペロブスカイト太陽電池とは|メリット・デメリットと実用化に向けた企業の取り組み

ABOUT ME
まさひろ
20代会社員のまさひろです。 相手から必要とされるビジネスマン目指し、 毎日気づいたことを書き綴っていきます

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