今日の気づきは「AIは無限の可能性を秘めている!」です。
今日は以下の記事からの気づきです。
キャベツから「牛乳」AIで味分析、おいしい代替食品:日本経済新聞
本記事を要約すると、チリの代替食品会社「ザ・ノットカンパニー」の開発したAI「ジュゼッペ」は代替食品の組み合わせを次々に生み出し、同社はユニコーン企業になった、と報じています。
本記事で驚いたのは、AIが人間の感覚からは想像もつかない組合せを提案できる点です。
例えば、代替牛乳「NotMilk(ノットミルク)」は、キャベツとパイナップルとひまわり油の組合せ、代替牛肉「NotBurger(ノットバーガー)」は、豆とタケノコとココアパウダーの組合せだそうです。
見た目はまだ対応できておらず、海藻が含まれていれば青みのある「牛乳」だそうですが、味は確かにその通りだったと言います。
本記事を読み、「ジュゼッペ」のように人間に思いつかない豊かな想像力を持つAIは、以下3つのことにも有効活用できそうだと気づきました。
①漫才
漫才のネタは、「予想外の展開」が人を「可笑しい」と思わせ、笑いを誘うものですが、それは過去のネタの要素の改変と組み換えでもできるかもしれなくて、ぴったりだと気づきました。
M-1など点数も付く教師データなら教師あり学習ができますし、序盤と終盤に入れる要素の笑いの性質の違いなどもAIは学習していきそうです。
漫才ができれば、フリートークでのジョークもお手の物になり、AIがバラエティ番組のひな壇に来たら面白そうです。
②新しい料理
また次に、代替食品ではなく「新しい味」も生み出せる可能性もあります。
教師データには、今までの料理やお菓子の味と見た目とパッケージという要素に、売上という結果も加えて、この味と見た目、パッケージデザインなら売れる!という提案ができるかもしれません。
そして、原料は体に優しい食品を使うなどしても面白そうです。
③音楽
最後に意外な組合せといえば、音楽です。
2022年10月6日の気づきでは、AIが音声なしの動画を作る時代になったと紹介しましたが、音楽でもギターやピアノ、サックスなど多種多様な無限の組合せと、その音楽がどんな世代に人気かを学習すれば、人が心地良いと感じる音楽、テンションの上がる音楽などを生み出せるかもしれません。
色々書きましたが、これだけ想像力豊かなAIが出てきたのなら、人間にしかできない仕事が今後どんどん無くなっていくんだろうなと考えさせられる、そんな記事でした。
2045年には、AIが人間以上の頭脳を持つAIを生み出せるというシンギュラリティが来ます。
例えば保育や介護などの「人対人の温かさ」というスキルも、もしかしたら、AIとロボティクス技術の進歩が目ざましく不気味の谷を越えてAIが代替できるようになっているのかもしれません。
その時、人類はどんなスキルならAIに負けないか考えておかなくてはならないと思いました。
以上、今日の気づきは「AIは無限の可能性を秘めている!」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!